快闘キッドのメモ帳

文学作品、翻訳作品、自作小説等の保管庫

The Trial for Murder(殺人裁判)の翻訳が見つかった。

前回、チャールズ・ディケンズ「十三人」に関して、「The Trial for Murder」の翻訳者が他にいないかと探していました。

ディケンズがらみで ”GOAST STORIES” を探していて、

" Victorian Goast Stories " の原著がPDFが無料で提供されているのを見つけた。

早速 " Victorian Goast Stories " をダウンロードして製本した。

暇があれば翻訳しようと思い、翻訳本が出ていないか探したところ

ヴィクトリア朝幽霊物語(松岡光次 編訳)が見つかった。

そこでアマゾンで検索しヴィクトリア朝幽霊物語(定価800円)を購入しようとしたらなんと9679円(+送料257円)、9937円(送料込み)、10000円(+送料257円)と随分高値で売りに出ていた! 

あまりにも高いので、購入を諦めネット検索したところ、なんと翻訳者の松岡光次氏が

ヴィクトリア朝幽霊物語」を無料で提供してくれているのをみつけた!

この本の中に「The Trial for Murder」の翻訳殺人裁判がある。

 

これで「The Trial for Murder」の翻訳は私を含め4人になった。

妹尾アキ夫氏は「十三人」(「宝石」昭和25年3月号)

小倉多加志は「殺人事件公判」(月刊ペン社「恐怖と幻想」第二巻)

松岡光次氏は「殺人裁判」(ヴィクトリア朝幽霊物語 第二話)

快闘キッド「殺人事件裁判」

と題名こそ違うが元の作品は「The Trial for Murder」である。

まだ他にもいると思う。